ガス、石油、電気、それぞれの給湯器

石油給湯器のメリット、デメリット

2017年04月28日 10時42分

石油給湯器は今でも販売はされているものの、あまりもう使われない給湯器のタイプとなりました。
最初は低コストであるというメリットがあったのですが、燃料である石油の価格が上がってしまい、その低コストが実現できなくなってしまったため、
ガスや電気と同じように利用されなくなってしまった背景があります。

そして、やはり石油を使用するということで、石油の臭いが充満しやすく、臭いが嫌だという方にはおすすめできません。
また作動音も大きいので近隣住民への配慮もしにくいという理由から選択肢から外れていき、そのまま利用されなくなっていった傾向があります。
メリットとして今も残っているのは地域の気温に関係なく設置できる点です。

ですがいまや、ガス給湯器や電気給湯器のほうが圧倒的に人気なのであまり石油給湯器を利用する理由がないのも現状です。
これからまた石油の価格が大きく下がれば需要ができますが、電気給湯器のように低コストで使えてしまう給湯器がどんどん業績を伸ばしている中、
石油給湯器の出る幕はかなり厳しいものとなっているといえるでしょう。
電気、ガス給湯器にはできて石油給湯器にできないということも特にありませんが、段々需要が薄れてしまっています。